PROFILE
プロフィール1969/ 奈良生まれ 奈良在住 博物館や水族館のためのリアルな造形物などを立体表現する工房に勤務
さまざまな制作に携わる仕事のなかで、20代前半に立体造形の基礎を学び、オリジナルの人形制作をスタート。
作品制作で使用している主な素材は、幼少期から慣れ親しんだフェルト。フェルトは、ノアの箱舟の床に敷かれていた
羊毛が濡れて踏みつけられたことで生まれたという伝承があるほど、古くから人間の暮らしに身近な素材。
そんなフェルトを用いた立体彫刻で、新たな物語を創造しようと考えました。それは日本古来の文様、人体の細胞や
植物、浮世絵などのイメージを内包し、いつも身近にいた犬や猫、生まれ育った奈良に縁の深い鹿や金魚といった
親しみやすいモチーフも登場します。
COVID-19というパンデミックを経て、広島・三良坂平和美術館(2021年)、神奈川・川崎市岡本太郎美術館(2022年)
において、生命の循環や転生をテーマにした新たなインスタレーション作品を発表。
現在はウクライナ、ガザの紛争をはじめとする世界的カタストロフィに陥る人間社会、自然破壊や環境汚染を憂慮しており、それは創作活動にも大きな影響を与えています。歌川国芳ら浮世絵師の妖怪絵、日本のアニメーション、仏像や宗教画などから精神的インスパイアを受けつつ「フェルト彫刻」という独自の方法でアニミズム的な世界観を構築し、さらなる表現方法を探究し続けています。
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CAREER
経歴1991/ 博物館や水族館のためのリアルな造形物、恐竜など立体表現する工房に勤務。
さまざまな制作に携わる仕事のなかで、立体造形の基礎を学ぶ
2002/オリジナルの人形制作をスタート。
◆主な展覧会歴
【個展】
2004 /「Yoko-Bon」展 伊豆テディベアミュージアム (静岡)
2015 / 「人形絵本まんまるパン出版記念 Yoko-Bon個展」 高円寺 えほんやるすばんばんするかいしゃ(東京)
2016 / 『人形絵本「まんまるパン」Yoko-Bonの人形とジオラマの世界』湘南T- SITE 蔦屋書店(神奈川)
『Yoko-Bon まんまるパンの世界展』 奈良県立図書情報館(奈良)
2017 /「まんまるパン~Yoko-Bonの世界展」大阪府立中之島図書館(大阪)
「人形絵本 『まんまるパン』特別フェア 」恵文社一乗寺店 (京都)
2019 / 「まんまるパン~Yoko-Bonの世界展 」田原本町立図書館 (奈良)
2021 / 三良坂平和美術館 30周年特別企画展「Yoko-Bon's World ! 絵本と猫と人形たちと」(広島)
2022 / 「Yoko-Bon はじまりーはじまり展」ポスト舎(大阪)
【団体展】
2006 / 第2回ディズニーキャラクターテディベア&ドールコンベンション (ピノキオ限定製作) 高島屋巡回展(東京)
2008 / 第3回ディズニーキャラクターテディベア&ドールコンベンション (ダンボ限定製作) 高島屋巡回展(東京)
「メリーソート社チーキー×人気作家コラボレーション3」 伊勢丹新宿店(東京)
2009 /テディベア&フレンズ 2009 「チーキ・パンキー国内人気作家コラボレーション」「オンリーワン作品」 伊勢丹新宿店(東京)
2011 /「ファビュラス!バーガードールズ」CCAAランプ坂ギャラリー(東京)
2022 /「第25回岡本太郎現代芸術賞展」入選 川崎市立岡本太郎美術館 (神奈川)
【出版物】
2015 / 人形絵本「まんまるパン」(群像社刊)人形制作 Yoko-Bon 著者 翻訳 片山 ふえ
2022 / 書籍 「猫びより」2022年 11月号 (辰巳出版)
2024 / 書籍「キルトジャパン2024年4月号」(日本ヴォーグ社)
フランス版「Quilt Japan 2024年4月号」( Les editions de saxe社)
【メディア掲載】
読売新聞社、毎日新聞社、産經新聞社 、NHK
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