CREATORS

伊藤 夏葉

PROFILE

プロフィール
24歳で染色工房「藤本染工芸」にて藤本義和氏を師事し、型染めの技法を学びました。

現在は、着物と帯を中心に工芸・アート・古美術といった異なる領域を横断しながら、それらの交点から新たな価値を見出す試みをしています。

中核にあるのは「墨流し」という伝統的な染色技法です。水面に広がる染料の動きを見つめ、揺れ動くかたちにゆだねながら、生命の循環や自然とののつながりを探っています。

水は、あらゆるものを受け入れ、姿を変えながら巡り続ける存在です。私は、水に宿る記憶やリズムに耳を傾けながら、現代の生活の中で薄れつつある自然との根源的な関係を再び結び直そうとしています。

CAREER

経歴
グループ展

 

2018〜2022 「カタコトの会展」 東京松屋
2023.2 「japonesque」ドイツ文化会館
2023.6 「砂漠の水アートプロジェクト 0→1」東銀座クイントビル
2024.3 「砂漠の水アートプロジェクト LUSEINE」原宿洋館LUSEINE
2023.12 WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION

 

受賞歴

2011〔日本伝統的工芸展〕入選
2013〔世界蘭展 工芸部門〕入選
2023.12 WATOWA ART AWARD 2023 ファイナリスト

実行委員会レビュー

伊藤夏葉さん、あなたの作品を見ると、水面に揺れる染料のひとつひとつに、あなたの感覚や息づかいが映し出されているのを感じます。墨流しの技法を通して、自然のリズムや生命の循環をそっと伝えてくれています。着物や帯で工芸とアートの境界を自由に行き来しながら、自然とのつながりを想起させる美しい作品です。