PROFILE
プロフィール1963年 福岡県北九州市生まれ 愛知県在住 金沢美術工芸大学卒業
セラミックアートの立体造形をメインに制作活動をしています。平面表現はiPadのマークアップツールを活用し指で描いて制作しています。
ステートメント
時折り感じこそすれ目には見えない「異界」を憧憬しています。見えないものの中にこそ真実が隠されていて、見えない領域の方が広大なのではないかと思うからです。
そして、目には見えているはずのこの現実の物質世界でさえ、実相を捉え切れない認識の限界があるのも確かなことです。
常々、この世界の形あるもの、ないもの、全ての仕組みや成り立ちを理解したいと切望しています。
よって私の関心は、ミクロ的には量子論、マクロ的には宇宙論などの最新の学説に向かい、また逆に太古より伝わるあらゆる神話、聖書、仏教思想、アニミズム信仰などにも興味が尽きることはありません。これら知り得たこと全てが日々の私の制作に暗示を与えてくれます。
結局、私がアートしたいと足掻くのは、この世界を構築した根源存在への問いかけであり、物質でしかない脳に意識を与えられたことへの私なりの返答なのだと気付かされます。
そして全ては意識が捉えた世界に過ぎず、ほぼ観念世界で人は生きているようです。
さらに最近思うのですが、世界各地の紛争や戦争は、観念の最悪なる落とし子のようです。
反してアートすることで、観念の最善なる申し子が誕生したと言えるような作品を私は産み出したいのです。
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CAREER
経歴略歷
1963 福岡県北九州市に生まれる
1985 金沢美術工芸大学卒業(美術工芸学部産業美術学科工芸デザイン陶磁専攻)
愛知県立常滑高等学校窯業科教諭となる
第5回 金沢彫刻展
1986 常滑陶芸鉢展
1987 CRAFT -SESSION 陶・織・漆の3人展(金沢むさしスカイプラザ)
第7回 金沢彫刻展
1988 日本現代陶彫展 優秀賞 土岐市買上げ 土岐市立総合病院屋外に作品設置
1990 日本現代陶彫展マケット入選
1991 第7回 ヘンリー・ムーア大賞展マケット秀作展入選(箱根彫刻の森美術館)
彫刻4人展(名古屋 電気文化会館ギャラリー)
1997 第 23回 長三賞陶芸展ビエンナーレ前衛部門入選
2021 愛知県立常滑高等学校セラミックアーツ科教諭を退職する
自宅に窯と工房を築き作陶に専念する
2022 クリエーターズマーケット vol.46(ポートメッセなごや)
2023 GEISAI #22&Classic (東京ビッグサイト)
第11回 躍動する現代作家展(福岡アジア美術館)
あやしい世界 Vol.2 (GALLERY APA 名古屋)
菅原誠一・菅原央喜 陶オブジェ2人展(名古屋栄三越ギャラリーアルテカーサ)
2024 新紀美術協会展に招待出品
名古屋アートコレクション2024
ギャラリーウツロブネのブースより出品(協力: GALLERY APA)
2025 個展 (GALLERY APA 名古屋)
個展(パラミタミュージアム 三重)
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