CREATORS

増田春乃

PROFILE

プロフィール
2004年3月生まれ。大阪在住。大阪成蹊大学 芸術学部 イラストレーション・美術コース所属。

私は私の体験した入院生活をきっかけに、大学3年からブルーベリーを少女の周りに敷き詰める絵を描き始めました。入院中では同じベットにいつも寝て起きての繰り返し、そんな生活に飽きてきた頃ふとブルーベリーに包まれながら寝たら気持ちがいいのではと感じた。集合したものに嫌悪しているにも関わらず無意識に無数のブルーベリーに包まれたいという欲望がありました。自身の怒りや悲しさ、幻聴、幻覚など行き場のないモヤモヤがブルーベリーとして現れるのです。これらは鉛筆で制作。私を生き写した少女たちに精神的脆さなど内面を描き表すことが特徴です。

CAREER

経歴
2004年 生まれ
2020年 大阪成蹊大学在中

グループ展

2024年9月 大阪成蹊大学 造形芸術学科 芸術学部 イラストレーション・美術コース3年生展(大阪)
2024年12月 UNKNOWN ASIA2024(大阪)

2025年6月 室内少女展 乙画廊(大阪)

受賞歴
2024年12月UNKNOWN ASIA2024レビュアー賞(渡辺良隆賞・アライタカノリ賞)

実行委員会レビュー

昨年のUNKNOWN ASIAで作品見ました。三つ編みの少女と一面のブルーベリー。頬や膝、乳首などにピンクの差し色があるだけであとはびっしりと鉛筆で描かれていて、とてもインパクトがありました。入院生活の中で感じた飽きや疲れ、でもその隙間からふっと湧いてきた「ブルーベリーに包まれたい」という衝動をそのまま作品にしちゃうという発想もすごいですが、そもそも「ブルーベリーに包まれたい」と思うこともそうだし、それを描き切る画力にも感心しました。鉛筆で描かれた少女たちには、あなたの弱さも強さもどちらも宿っていて、見ているこちらまでそっと心をのぞかせてもらっているような感覚になります。