CREATORS

usk

PROFILE

プロフィール
子供部屋を描いている。

それは芸大を卒業しいくつも作品を制作していたが、精神を疲弊し長い間ひきこもりとなったからである。

その子供部屋は全てが揃い心地良い空間だが精神が蝕まれるパラドックスに陥っている。

そこに人間の弱さ、脆さ、愚かさなどのネガティブな塊を猿(伊藤若冲から引用した)として卑下し表現している。

社会から離脱したその猿は生きているのか死んでいるのか、その部屋を確認しないと分からない状態であり、

それはまさにシュレディンガーの猫のような感覚となり、その死の状態をガイコツとして描いて生と同時に存在する事となった。

そんな社会的死を日本画やマンガにある現実にはない輪郭線を拡張し、その役割をさらに色彩で強調する事によって現実との隔たりを大きくし現実逃避をしている。

その太いヒモのような輪郭線は感情を投影しゴッホの絵のようにうねり、グローバルな時代にひも理論のような極小の狭い世界を写し出す。

CAREER

経歴
2023年 SHIBUYA AWARDS  1点 入選

2024年 SHIBUYA AWARDS  2点 入選

実行委員会レビュー

uskさん、今年もディファレントにエントリーありがとうございました。あなたの“子供部屋”のシリーズには、一度見たら忘れられない重さと優しさがあります。心地よく整った部屋なのに、空気がどこか息苦しくて「安全なのに救われない場所」というパラドックスをそのまま抱きしめたような世界。そこに現れる猿は、自分自身を突き放しながら見つめる視線そのもののようで、弱さも愚かさも描き出しているところに、あなたの誠実さを感じます。