PROFILE
プロフィール1994年神奈川県生まれ。東京を拠点に活動するアーティスト。
起毛生地や綿といった素材を用い、縫製技術を取り入れた立体作品を主に制作。
現在はアートギャラリーでの勤務と並行し国内各地で作品発表を行っている。
制作において
「人が残した痕跡」や「人との距離感」を主題として製作。
作品にはフェイクファーなどの起毛生地を用いることが多く、これは誰もが幼少期に、あるいは大人になった今でも大事にしているぬいぐるみや愛らしい動物たちを想起させる素材であると考えている。思わず触れてみたくなる、撫でたくなるといった感覚を通じて人と作品との距離を自然に縮める媒体となる。またその身体的な体験が鑑賞者の記憶に働きかけ、郷愁や共感を呼び起こすスイッチとして機能する点にも関心を持っている。
作家活動の中で継続して取り組んでいるシリーズ「ケルン*」では、「人が残した痕跡との出会い」をテーマに掲げ、即興的に形を構成することで立体的なドローイングのような作品を生み出している(※掲載写真1、3枚目/2枚目はその派生となるインスタレーション作品《trace》)。
制作過程において自身がこれまでに見てきた風景や体験、身体のリズムなどが無意識のうちに作品に現れる。鑑賞者はその正体のわからない物体を前に、自身の記憶と重ね合わせながら自由にイメージを膨らませていく。そうした「記憶を通じた交流」がこの作品を展示する意図であり、特徴でもある。知識や前提を必要とせず誰もが楽しむことができる作品であり、ふわふわとした質感や積み木のような造形から動物などを連想させることも多い。時にはごく一部の特徴から特定の身近な人物を思い浮かべる事も。作品の前では自然と会話が生まれ、見る人それぞれの想像が共有されていく。
起毛生地や綿といった素材を用い、縫製技術を取り入れた立体作品を主に制作。
現在はアートギャラリーでの勤務と並行し国内各地で作品発表を行っている。
制作において
「人が残した痕跡」や「人との距離感」を主題として製作。
作品にはフェイクファーなどの起毛生地を用いることが多く、これは誰もが幼少期に、あるいは大人になった今でも大事にしているぬいぐるみや愛らしい動物たちを想起させる素材であると考えている。思わず触れてみたくなる、撫でたくなるといった感覚を通じて人と作品との距離を自然に縮める媒体となる。またその身体的な体験が鑑賞者の記憶に働きかけ、郷愁や共感を呼び起こすスイッチとして機能する点にも関心を持っている。
作家活動の中で継続して取り組んでいるシリーズ「ケルン*」では、「人が残した痕跡との出会い」をテーマに掲げ、即興的に形を構成することで立体的なドローイングのような作品を生み出している(※掲載写真1、3枚目/2枚目はその派生となるインスタレーション作品《trace》)。
制作過程において自身がこれまでに見てきた風景や体験、身体のリズムなどが無意識のうちに作品に現れる。鑑賞者はその正体のわからない物体を前に、自身の記憶と重ね合わせながら自由にイメージを膨らませていく。そうした「記憶を通じた交流」がこの作品を展示する意図であり、特徴でもある。知識や前提を必要とせず誰もが楽しむことができる作品であり、ふわふわとした質感や積み木のような造形から動物などを連想させることも多い。時にはごく一部の特徴から特定の身近な人物を思い浮かべる事も。作品の前では自然と会話が生まれ、見る人それぞれの想像が共有されていく。
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CAREER
経歴略歴
1994 年 神奈川県生まれ
2018 年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業
受賞歴
2023 年 「SICF24」MARKET 部門 グランプリ
個展
2025年「uniform 2nd」(Take Used, Vintage, & Art /東京)
2025 年「 uniform 」( 住む街でアートを楽しむ。/京都)
2024 年「 bobo」(MAGASINNKYOTO /京都)
2024 年「series」(スパイラル/東京)
2024 年「 PLAYER」( 西武池袋本店 アートカプセル+/東京)
2023 年「OBOE」(GALLERY 石榴/東京・長野)
2022 年「trace」(gallery IRO /東京)
2021 年「ARADOMO ! 」(VINYL TOKYO /東京)
グループ展
2024 年 二人展「毛づくろい」( YOD Editions /大阪 )
2024 年 三人展「け」(亀戸アートセンター/東京)
2023 年「NUNO 5 つの現代テキスタイルアート」(Bunkamura Gallery 8/ 東京)
2023年 「オキモノ展示会×フリースタイル陶芸合同展」(SHUTL/東京)
2023年 「GALLERY IRO 10周年展 BLUE」(gallery IRO/東京)
2023年 「michel store event -living room-」(OVER/UNDER/東京)
2022 年「P.O.N.D.」(渋谷パルコ/東京)
2022 年「オキモノ展示会 -nuigurumi- 」(MAGASINNKYOTO /京都)
2021 年 二人展「ある / いる 」(にじ画廊/東京)
2019 年 二人展「住処」( gallery MADO /東京)
2018 年「武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業制作展」(スパイラル/東京)
出展
2025 年「KOBE ART MARCHE」(神戸メリケンパークオリエンタルホテル/兵庫)
2024 年「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」(ハイアットセントリック金沢/石川)
2024 年「ART@FUKUOKA」(大丸福岡天神店/福岡)
2024年 「Art Culture Street.vol.4」(渋谷PARCO /東京)
2023 年「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 」(マリンメッセ福岡/福岡)
2023 年「SICF24」(SPIRAL /東京)
他アートショップでの販売、作品提供、ポップアップイベント等。 過去の販売店として、VINYL TOKYO、OIL by 美術手帖、NADiff a/p/a/r/t、ニュースタア、 新宿丸井本館、西武池袋本店、伊勢丹新宿本館、ラフォーレ原宿など
1994 年 神奈川県生まれ
2018 年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業
受賞歴
2023 年 「SICF24」MARKET 部門 グランプリ
個展
2025年「uniform 2nd」(Take Used, Vintage, & Art /東京)
2025 年「 uniform 」( 住む街でアートを楽しむ。/京都)
2024 年「 bobo」(MAGASINNKYOTO /京都)
2024 年「series」(スパイラル/東京)
2024 年「 PLAYER」( 西武池袋本店 アートカプセル+/東京)
2023 年「OBOE」(GALLERY 石榴/東京・長野)
2022 年「trace」(gallery IRO /東京)
2021 年「ARADOMO ! 」(VINYL TOKYO /東京)
グループ展
2024 年 二人展「毛づくろい」( YOD Editions /大阪 )
2024 年 三人展「け」(亀戸アートセンター/東京)
2023 年「NUNO 5 つの現代テキスタイルアート」(Bunkamura Gallery 8/ 東京)
2023年 「オキモノ展示会×フリースタイル陶芸合同展」(SHUTL/東京)
2023年 「GALLERY IRO 10周年展 BLUE」(gallery IRO/東京)
2023年 「michel store event -living room-」(OVER/UNDER/東京)
2022 年「P.O.N.D.」(渋谷パルコ/東京)
2022 年「オキモノ展示会 -nuigurumi- 」(MAGASINNKYOTO /京都)
2021 年 二人展「ある / いる 」(にじ画廊/東京)
2019 年 二人展「住処」( gallery MADO /東京)
2018 年「武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業制作展」(スパイラル/東京)
出展
2025 年「KOBE ART MARCHE」(神戸メリケンパークオリエンタルホテル/兵庫)
2024 年「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」(ハイアットセントリック金沢/石川)
2024 年「ART@FUKUOKA」(大丸福岡天神店/福岡)
2024年 「Art Culture Street.vol.4」(渋谷PARCO /東京)
2023 年「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 」(マリンメッセ福岡/福岡)
2023 年「SICF24」(SPIRAL /東京)
他アートショップでの販売、作品提供、ポップアップイベント等。 過去の販売店として、VINYL TOKYO、OIL by 美術手帖、NADiff a/p/a/r/t、ニュースタア、 新宿丸井本館、西武池袋本店、伊勢丹新宿本館、ラフォーレ原宿など
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実行委員会レビュー
ARADOMOさんディファレント参加ありがとうございました。エントリー時点から素手の多くの審査員からレコメンドされ、今年のディファレント参加に期待を寄せられていた一人でした。ふわふわした質感の奥に“人の気配”がそっと潜んでいる、不思議とあたたかいアート。BYTHREEのインスタレーションも期待以上の面白さでした。金谷さんと話していたのですが、フェイクファーの素材を求め和歌山まで行かれたストーリーも興味深かったです。
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審査員レビュー
作家ご自身が「ぬいぐるみのような素材は鑑賞者の記憶に働きかけ、郷愁や共感を呼び起こすスイッチ」と述べられている通り、思わず触れてみたくなる作品だと思います。鑑賞者に身近さと親しみをもたらす表現として、今後の展開にも大きな可能性を感じます。(実際に展示を見て)ARADOMOさんの 作品は鑑賞者に身近さや親しみを感じさせるものであり、今後の展開にも大きな可能性を感じています。私のTシャツブランド「TURFLINE」とのコラボレーションについても、前向きに検討していきたいと考えています。
水野智弘
ぬいぐるみから受け取れるポジティブさだけを抽出したようなデザインは、知っている生き物ではないのになぜか温かみを感じる。だんだん自分の知らない奇妙な生き物に見えてきたりして面白い。自分も前々から生き物の概念を愛でたいと思っていたのですが、シンプルな形で表現できてるなと感じました。
山根シボル
人の痕跡や距離感をテーマにされているとのことですが、確かに作品の中には人の歩幅や、動物のような四足のリズムが潜んでいて、そこに命が宿っているかのように感じられ、胸が自然と高鳴るような気持ちになりました。私は登山が好きで、よくケルンを目にしますが、それも確かに誰かが積み上げたものであり、いつ、誰がそこに手を伸ばしたのかはわからない。けれど確かに「人を感じる」存在である。その感覚にも深く共鳴しました。作品の前に立つことで、見えない誰かとの会話が生まれる、とても素敵です。ぜひ実際に体感させていただきたいと思いました。
村上 博史
発想と実験性が際立ち、新しい視点を提示する先鋭的なアプローチが斬新でイベントに話題性を創出すると感じました。
吉田貴紀
撫でると癒されそうなモコモコ。何かわかりそうでわからない抽象的な生き物。その愛嬌と不思議さが群れをなすことで、一層愛おしくて、変わった世界が広がりますね。
庄野裕晃
ARADOMOさん 大量のソフトスカルプチャーが立ち並ぶインスタレーションとても面白かったです!東京店のグループショーでご一緒しましょう。木下直子
ARADOMOさんは、12月に予定しているグループ展にとても良さそうだと感じたので、急遽その場で打診し、参加して頂く事になりました。よろしくお願いします。
この様に、「この企画には、あの作家さんが合いそうだな」とピンポイントに思い出して、今後展示のお願いをする可能性がある作家さんは多数おられました。(昨年のKONAEさんも、同じく今後展示に参加して頂く予定です)佐藤由基孝
水野智弘
ぬいぐるみから受け取れるポジティブさだけを抽出したようなデザインは、知っている生き物ではないのになぜか温かみを感じる。だんだん自分の知らない奇妙な生き物に見えてきたりして面白い。自分も前々から生き物の概念を愛でたいと思っていたのですが、シンプルな形で表現できてるなと感じました。
山根シボル
人の痕跡や距離感をテーマにされているとのことですが、確かに作品の中には人の歩幅や、動物のような四足のリズムが潜んでいて、そこに命が宿っているかのように感じられ、胸が自然と高鳴るような気持ちになりました。私は登山が好きで、よくケルンを目にしますが、それも確かに誰かが積み上げたものであり、いつ、誰がそこに手を伸ばしたのかはわからない。けれど確かに「人を感じる」存在である。その感覚にも深く共鳴しました。作品の前に立つことで、見えない誰かとの会話が生まれる、とても素敵です。ぜひ実際に体感させていただきたいと思いました。
村上 博史
発想と実験性が際立ち、新しい視点を提示する先鋭的なアプローチが斬新でイベントに話題性を創出すると感じました。
吉田貴紀
撫でると癒されそうなモコモコ。何かわかりそうでわからない抽象的な生き物。その愛嬌と不思議さが群れをなすことで、一層愛おしくて、変わった世界が広がりますね。
庄野裕晃
ARADOMOさん 大量のソフトスカルプチャーが立ち並ぶインスタレーションとても面白かったです!東京店のグループショーでご一緒しましょう。木下直子
ARADOMOさんは、12月に予定しているグループ展にとても良さそうだと感じたので、急遽その場で打診し、参加して頂く事になりました。よろしくお願いします。
この様に、「この企画には、あの作家さんが合いそうだな」とピンポイントに思い出して、今後展示のお願いをする可能性がある作家さんは多数おられました。(昨年のKONAEさんも、同じく今後展示に参加して頂く予定です)佐藤由基孝
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