PROFILE
プロフィール風景写真家
1989年生まれ、高知県在住。
学生時代、3DCG制作の素材集めのためにカメラを購入したことがきっかけで写真と出会う。約15年間勤めたインテリアショップを退職し、2025年より風景写真家として本格的に活動を開始。
高知県を中心に四国各地の自然風景を撮影。特に物部川流域の風景に魅了され、その美しさや荒々しさを伝える新たな写真集の制作に取り組んでいる。
これまでに、高知県美術展覧会 写真部門に多数入選。
2023年、初の写真集「工石山の森」を発売。
2024年には穏やかな島の風景を撮影した写真集「九島 2011–2018」を発売した。
ウェブサイト
https://www.takuya-okamoto.com/
物部物語
高知県の中央部に位置する南国市、香南市、香美市。この地を流れる一級河川「物部川」は、幹川流路延長71km、流域面積508km²を誇ります。その本流と支流、そして流域の山々が織りなす四季折々の風景を追い求め、2025年春より写真集「物部物語(仮)」の撮影を始めました。
物部川は、私が暮らす香美市を流れる川であり、高知県では四万十川、仁淀川に次ぐ一級河川です。支流を含めた奥物部の景色は、四万十川や仁淀川にも引けを取らない魅力を持っています。この美しさを、もっと広く発信していきたいという思いがあります。また、日常的に目にしている風景だからこそ、写真という手段を通して、これまでとは異なる視点で見つめ直すことができるのではないかと考えています。
偶然にも今年は、やなせたかしさんをモデルにした連続テレビ小説の放送や、物部川エリアでの観光博の開催など、地域に注目が集まる年でもあります。
物部川の写真集は、コロナ禍の頃から構想を練ってきました。2024年の夏頃から撮影場所の選定やロケハンを始め、2025年春に撮影を開始しました。当初はどのような写真集にするか明確には決まっていませんでしたが、撮影を重ねるうちに、自然風景に特化した写真集にすること、撮影で出会った光景をナチュラルに写し撮ることなど方針が定まり、現在撮影を進めています。
そして、これまでに制作した工石山や九島の写真集では、ある程度写真がそろった段階でまとめる形をとっていましたが、今回は写真集の制作を前提に新規撮影のみで進める初の試みとなります。正直なところ、期待よりも不安の方が大きいのが本音です。またPOD(プリント・オン・デマンド)での販売ではなく、書店流通を目指しており、個展の開催も視野に入れています。
【1枚目】 白髪山。標高1,769m。物部川流域の源頭部で、物部川はこの白髪山を水源としている。
【2枚目】 白髪山の直下に広がる森。
【3枚目】 物部川のもう一つの源流部、上韮生川で撮影。この青々と輝く水の色に出会わなければ写真集の発売は目指さなかった。
3枚の写真は、山・森・水の風景からそれぞれ選びましたが、ウェブサイトにギャラリーページを設けて、物部川の源流域から河口まで撮影した写真の一部を掲載しています。また、写真集完成までのあいだ、noteで撮影記を更新しています。ぜひこちらもご覧ください。
ギャラリーページ
https://www.takuya-okamoto.com/gallery/monobe/
note
https://note.com/takuyaokamoto29/m/md67a164bfee8
1989年生まれ、高知県在住。
学生時代、3DCG制作の素材集めのためにカメラを購入したことがきっかけで写真と出会う。約15年間勤めたインテリアショップを退職し、2025年より風景写真家として本格的に活動を開始。
高知県を中心に四国各地の自然風景を撮影。特に物部川流域の風景に魅了され、その美しさや荒々しさを伝える新たな写真集の制作に取り組んでいる。
これまでに、高知県美術展覧会 写真部門に多数入選。
2023年、初の写真集「工石山の森」を発売。
2024年には穏やかな島の風景を撮影した写真集「九島 2011–2018」を発売した。
ウェブサイト
https://www.takuya-okamoto.com/
作品について
物部物語
物部川流域の四季を巡る旅、写真集の発売を目指して
高知県の中央部に位置する南国市、香南市、香美市。この地を流れる一級河川「物部川」は、幹川流路延長71km、流域面積508km²を誇ります。その本流と支流、そして流域の山々が織りなす四季折々の風景を追い求め、2025年春より写真集「物部物語(仮)」の撮影を始めました。
物部川は、私が暮らす香美市を流れる川であり、高知県では四万十川、仁淀川に次ぐ一級河川です。支流を含めた奥物部の景色は、四万十川や仁淀川にも引けを取らない魅力を持っています。この美しさを、もっと広く発信していきたいという思いがあります。また、日常的に目にしている風景だからこそ、写真という手段を通して、これまでとは異なる視点で見つめ直すことができるのではないかと考えています。
偶然にも今年は、やなせたかしさんをモデルにした連続テレビ小説の放送や、物部川エリアでの観光博の開催など、地域に注目が集まる年でもあります。
物部川の写真集は、コロナ禍の頃から構想を練ってきました。2024年の夏頃から撮影場所の選定やロケハンを始め、2025年春に撮影を開始しました。当初はどのような写真集にするか明確には決まっていませんでしたが、撮影を重ねるうちに、自然風景に特化した写真集にすること、撮影で出会った光景をナチュラルに写し撮ることなど方針が定まり、現在撮影を進めています。
そして、これまでに制作した工石山や九島の写真集では、ある程度写真がそろった段階でまとめる形をとっていましたが、今回は写真集の制作を前提に新規撮影のみで進める初の試みとなります。正直なところ、期待よりも不安の方が大きいのが本音です。またPOD(プリント・オン・デマンド)での販売ではなく、書店流通を目指しており、個展の開催も視野に入れています。
3枚の写真について
【1枚目】 白髪山。標高1,769m。物部川流域の源頭部で、物部川はこの白髪山を水源としている。
【2枚目】 白髪山の直下に広がる森。
【3枚目】 物部川のもう一つの源流部、上韮生川で撮影。この青々と輝く水の色に出会わなければ写真集の発売は目指さなかった。
3枚の写真は、山・森・水の風景からそれぞれ選びましたが、ウェブサイトにギャラリーページを設けて、物部川の源流域から河口まで撮影した写真の一部を掲載しています。また、写真集完成までのあいだ、noteで撮影記を更新しています。ぜひこちらもご覧ください。
ギャラリーページ
https://www.takuya-okamoto.com/gallery/monobe/
note
https://note.com/takuyaokamoto29/m/md67a164bfee8
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CAREER
経歴写真集
2023年 写真集「工石山の森」発売
2024年 写真集「九島 2011-2018」発売
受賞・入選歴
2016年 第70回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2017年 県展70回記念 選抜作家展 出品
2017年 第71回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2018年 第72回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2019年 第73回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2020年 第74回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2022年 第76回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2023年 第77回高知県美術展覧会 写真部門 入選
2024年 第78回高知県美術展覧会 写真部門 入選
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