CREATORS

木原優大

PROFILE

プロフィール
Statement

私は普段から物や人の存在に対して懐疑的になる時があり、本当にその物は存在するのか、今見えている物は確かなのか、と考えることが多々ある。

その範囲は日常の情景や風景に及ぶ。

何気ない風景は、私が見ることを意識することで初めてこの世に「存在」し、見ることを意識されていない風景は曖昧で、今も変容し続けているような感覚がある。

本来あるはずのない形や光を「線」で捉えることは、私自身の手で境界を与え、「確かなもの」として存在させようとする行為の痕跡である。

私にとって描くという行為は、その時に見た「記憶」を可視化し、その「存在」と繋ぎ合わせることなのである。

 

CAREER

経歴
2002年 兵庫県姫路市生まれ

2025年 大阪芸術大学在学中

【展示】
2023年 ACTアート大賞展1次審査 アートコンプレックスセンター(東京)

2024年 大阪芸術大学2回生有志展 (大阪)

大阪芸術大学第27回学生作品オークション展 あべのハルカス24階スカイキャンパス (大阪)

2025年「Hyper Cheap Osaka」JITSUZAISEI(大阪)

実行委員会レビュー

木原さん、ディファレント参加ありがとうございました。実在制作作品を見せてもらった時から気になるクリエイターのひとりでした。「目に見えるものだけが確かに存在するわけではない」という哲学的な問いを描くとこうなるのかという作品。すべてがオブスキュアなフィルターに通されているのは伝わるのですが、それ以前になぜこの画題なのかと思わせるのが面白いです。木原さんの作品を通して、見ることは何かを教えてもらっているようです。ブランクギャラリー佐藤さん、蔦屋納富さんレコメンデーション。

審査員レビュー

大学在学中との事で、確たる作家性は模索中という印象ですが、今後どう作風が定まって行くのか(行かないのか)、楽しみです。この作家さんの「現在」を、確認しておきたいです。
佐藤由基孝

しっかりとした画力の上に木原さんのフィルターがかかることでなんとなく頭の中にある記憶とオーバーラップします。
納富健太郎