CREATORS

Sae

PROFILE

プロフィール
生理とは、女性の在り方とは、人間社会とは?

女性の生理をテーマに女性が持つ個体差や独自の立場について表現し、生理を通じて人間社会での女性の性の在り方についてフォトワークやインスタレーションを制作しています。

女性が暗に見せない部分、タブーとして考える部分の象徴として生理をテーマに、表層に出てくることの無い姿に焦点を当て、本来の女性像について考えます。

近年、学校や災害時、公共の場での生理の扱われ方に注目が集まっています。私は、日常的に人々が利用する場所に焦点を当て、学校や公共の場所での生理の在り方についてフォーカスし、一つの風景写真としてその場面を捉え、表現しています。

そして、日常に潜む女性の多様性について考え、苦悩や個体差、アイコニックな捉え方に対する疑問に対し、女性を単一の視点でなく多様な個として表現します。

生理は単なる生理現象ではなく、個々の身体によって異なる多様な経験です。同じ女性であっても生理の在り方は一様ではありません。性差だけでなく個体差を認識し、他者や自身を「多様な個」として理解していかなければならないのだろうと考えます。

作品を通じて、生理が持つ多様な側面に目を向け、人々に「女性とは何か」という根源的な問いかけをすることで、人間社会の女性の認識や在り方について変化し、社会の中での人々の在り方についても変わっていくのではないかと考察します。

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CAREER

経歴
1998 静岡県浜松市出身

2017 静岡県立浜松江之島高等学校 芸術科 日本画専攻 卒業

2021 尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科 日本画専攻  卒業

〔主な展示歴〕

2025年

『Uncomfortable』Sae × Masa Suzuki exhibition ツインギャラリー蔵/静岡

2023年

『30の顔2023』REIJINSHA GALLERY/東京

『KENZAN2023』東京芸術劇場/東京

2022

『「始点と視点」-種を蒔く-』Hirano Art Gallery

『第3回Gates Art Competition入選作品展』審査員特別賞

『KENZAN2022』東京芸術場

『IAG Artists Selection|池袋回遊派美術展2022』東京芸術場

『月刊美術の新人賞デビュー』入選 入選展

『煌めく星。冬の大三角形展』美の起原

2021

『福を呼ぶ 招き猫型羽子板展』ギャラリー枝香庵

『KENZAN2021』東京芸術場

『IGA AWARDS2021・池袋アートギャザリング公募展』東京芸術場

『尾道市立大学卒業制作展・修了制作展』尾道市立美術館

2020

『ワレワレハニンゲンダ展』伊勢丹浦和店7階 美術画廊

『札幌MOGA2020』GALLERY ESSE

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